今年もあっという間に12月・・・今年中にやらなくちゃいけない事がまだたくさん残っていて、毎日が忙しいですよね。
ところで、日ごろお世話になっている人へのお歳暮の手配は済んでいますか?
「あっ、忘れてた!」と慌てている人、お歳暮は贈る時期に注意が必要なので気を付けて下さい。
お歳暮を贈るのは、12月1日から23日頃が一般的とされています。
しかし、地方によっては11月末から贈ったり、12月13日以降でないと贈ってはいけなかったりと、習慣も違うようです。
お正月用品を贈るのであれば年内ぎりぎりに間に合うように「お歳暮」としても大丈夫ですが、そうでなければ年明けが迫った忙しい年末に届くと迷惑な場合も多いので、基本的には12月中旬までに贈ると思っておくと良いでしょう。
中には、「12月の暮れが迫った頃にお歳暮を届けてくる人は、他所から頂いた物を包み直して配って歩いている」という認識を持っている人もいるようですので、誤解を与えないよう気を付けましょう。
そして、もしもお歳暮を贈るタイミングを逃してしまった場合は、関東地方では1月7日(松の内)まで・関西地方では15日までに、表書きを「御年賀」として届くように手配すると良いです。
それ以降になってしまったら、冬ギフトとして立春頃までは表書きを「寒中御見舞い」で贈るようにして下さい。
最後に、お歳暮を頂いた人のマナーですが、お歳暮を頂いても必ずしもお歳暮でお返しする必要はありません。
しかし、電話や手紙などで早急にお礼を伝える必要がありますので、お忘れなく。
電話は当日か翌日、手紙は1週間以内に届くようにお礼をすると、贈った人も気持ちが良いでしょう。
お歳暮を贈る人も贈られる人も、相手への心遣いが大切ですね。