名古屋市の空き地の査定額の相場とは？

名古屋市の空き地の査定額の相場とは？
名古屋市では、約7軒に1軒が空き家で、空き家率は約13.2％となっています。
この記事では、名古屋市の空き地の査定額の相場や、査定額がどのように決まるのか、売却方法について詳しくご紹介します。
名古屋の空き地の不動産査定額の相場
名古屋市の空き地の不動産査定額の相場は、1坪あたり84.5万円、1平方メートルあたり25.6万円となっています。
この価格は、名古屋市内の27,551件の取引額を元に算出されたもので、2022年と比較して4.4万円上昇しています。
要因としては、駅から徒歩10分圏内の物件の取引が増えていることが挙げられます。
このため、相場の価格が上昇しているのです。
最も査定額の相場が高いエリアは中区で、1坪あたり210万円です。
一方、最も相場が低いエリアは港区で、1坪あたり34.5万円となっています。
参考ページ：名古屋市空き地の査定額はいくら？相場や売却方法もご紹介
空き地の査定額の要因
土地の査定額は、以下の要因によって左右されます。
1. 用途や高さなどの公法上の規制 2. 駅からの距離や利便性 3. 土地の広さ 4. 土地の形状 5. 土地の前の道路の幅 6. 角地であるかどうか 7. 道路からの高さ 8. 土壌汚染や埋蔵文化財、地下埋設物などの有無 9. 嫌悪施設との距離 これらの要因は、査定額に影響を与えます。
詳しくは以下で解説します。
土地の公法上の規制
土地の公法上の規制とは、各地域ごとに建物の用途や高さなどが法律によって制約されていることを指します。
土地の査定を行う際には、まずこの公法上の規制を調査しなければなりません。
それには法律の知識が必要ですが、一般の人にとっては理解するのが難しいことが多いため、多くの場合は専門家に依頼することが一般的です。
公法上の規制がある場合、建物の用途や高さを変更するためには、特別な手続きが必要になることもあるため注意が必要です。
駅からの距離や利便性
駅からの距離や利便性は、土地の査定において重要な要素の一つです。
駅からの距離が近く、利便性が高い土地は、一般的に高い評価を受け査定額が高くなる傾向があります。
特に徒歩で駅までの所要時間が短いほど、その土地の価値は高く評価されます。
ただし、駅からの距離が30分以上離れるような場合は、価格に大きな差は出にくくなります。
また、近隣にショッピングセンターや市役所などの公共施設があるかどうかも土地の評価に影響を及ぼします。
これらの要素を考慮して、土地の評価額を決定することが求められます。