3度目の看護師転職でついに理想の職場へ
私は看護師として10年以上働いてきましたが、転職は今回で3度目です。看護師としてのキャリアを積みながらも、職場によっては人間関係や労働環境のストレスが大きく、満足のいく職場を見つけるのは簡単ではありませんでした。しかし、3度目の転職でついに年収アップとストレスゼロの職場を手に入れることができたので、その体験談をシェアします。
最初の職場:理想とはかけ離れた現実
新卒で入職した大学病院は、教育体制や福利厚生は整っていましたが、忙しすぎる職場環境に心身ともに疲弊していました。プリセプター制度でのフォローは手厚いものの、夜勤や残業が多く、心に余裕がないまま日々を過ごしていました。
参考にしたサイト⇒https://kangosinotenshoku.hatenablog.com/
2度目の転職:人間関係で再び悩む
「人間関係が良好」と評判のクリニックへ転職しましたが、実際には院長とスタッフの温度差が激しく、ギスギスした雰囲気にストレスを感じました。仕事自体は大学病院に比べて落ち着いていましたが、人間関係の悩みは深刻でした。仕事に行くのが憂うつになり、再度転職を決意します。
3度目の転職活動の決意と戦略
次こそは妥協せずに、自分にとって本当に理想の職場を見つけると決めました。そこで、3度目の転職活動では以下のポイントを重視しました。
- 転職理由を明確化:「人間関係の良さ」と「ワークライフバランスの確保」を最優先に
- 複数の転職サイトに登録:情報収集の幅を広げる
- 面接での逆質問を徹底:職場の雰囲気や看護師の定着率を確認
ついに見つけた理想の職場
3度目の転職先は、訪問看護ステーションでした。職場見学に行った際に、スタッフ同士が和やかに笑い合っている姿に惹かれました。面接でも所長が「看護師の負担を減らすためにシフト調整や有給取得を徹底している」と話してくれて、安心感を持てました。
実際に入職してみると、訪問看護という働き方は自分にとって大きな転機になりました。訪問先では1対1の看護が中心で、患者さんとじっくり向き合うことができます。急変のリスクが比較的低く、スケジュール管理もしやすいので、心に余裕を持てるようになりました。
年収アップとストレスゼロを実現
訪問看護は基本給が高めに設定されていることが多く、夜勤がない分、手当は減るのかと思いきや、オンコール対応の手当や訪問件数に応じたインセンティブがしっかりしていて、結果的に年収も前職より50万円ほどアップしました。
さらに驚いたのは、スタッフ同士の雰囲気の良さです。チーム全員が助け合う文化が根付いており、これまで感じていた「ピリピリ感」が全くありません。仕事終わりに無理やり飲み会に誘われることもなく、自分の時間をしっかり確保できています。
転職活動を通じて学んだこと
3度の転職を通じて、私が学んだことは以下の3つです。
- 職場の雰囲気は見学で体感できる:実際に足を運ぶことで、求人票だけでは分からないリアルな部分が見えてくる
- 自己分析の重要性:「何を大切にしたいか」を明確にすることで、転職先のミスマッチを防げる
- 情報収集の徹底:口コミや転職サイトの情報を複合的に比較することで、失敗を避けられる
最後に
「看護師の転職は難しい」とよく言われますが、自分の希望や条件をしっかり持つことが大切です。私のように何度も転職を経験している方もいるかもしれませんが、諦めなければきっと理想の職場は見つかると思います。
これから転職を考えている方にとって、私の体験談が少しでも参考になれば嬉しいです。