MT4のヒストリカルデータって皆さんMT4標準のものを使っていますか?
多分大半の人がそうかと思うんですよね。でも実はそれだとバックテストにとても都合の悪いことが起こるんです。
MT4のヒストリカルデータというものは、各ブローカーが契約しているLPの価格を元に作られていくのですが、このLPは、FX業者によって契約してくれたりしてくれなかったりします。
当然たくさんのLPと契約しているFX業者はその中から一番有利な価格を選べるので、何かあったときでも値段が思いっきり飛ぶということがありません。
大手の信用があるFX業者でしたら大抵のLPと契約できるのですが、小規模の新興の信用がないFX業者だとLPが契約してくれませんので、値段が飛んだりします。
それを踏まえますと、実はMT4に標準のヒストリカルデータですが、MT4の開発元のメタクオーツ社はFXブローカーとしてはそこまで本腰を入れて活動をしていないんです。
ですので、LPの契約もほどほどに、どちらかというとMT5の開発をがんばってそっちを提供することで儲けを出しているという感じでしょうか。
なのでヒストリカルデーターの質が悪いんですね。例えば有料のTDSという会社のヒストリカルデータでおこなったバックテスト結果と、MT4のヒストリカルデータだと勝率に3%以上の誤差が出たりします。
特に1分足。
さすがにこれは危険なので正確なヒストリカルデーターを使わなければいけないのですが、さすがに有料は厳しいということで、無料でおすすめのヒストリカルデータがどこかといいますと。
ずばり。デューカスコピー一択です
デューカスは日本では知名度が低いですけど、もともとLPとしての機能をもっていますし、会社の規模がとにかく大きいです。
ですのでここのヒストリカルデータは制度が高いのですが、難点としてそのまま使うと時間がずれてしまうんですよね。これはデューカスのヒストリカルデータはGMTを採用していないからなのです。
なので時間の変換を行わないといけないのですが、デューカスコピーのヒストリカルデータの変換方法で詳しく解説されているので参考にすると良いです。
MT4のヒストリカルデータのバックテストは正直意味がないと思いますので、ぜひデューカスで正確なバックテスト結果をだしてくださいね。